いびきを検知して電気刺激で気道筋を活性化、首装着型ウェアラブル「QReverse」がIndiegogoに登場

FabScene(ファブシーン)

イタリアのQReverseが、いびき対策のウェアラブルデバイス「QReverse」をIndiegogoで発表した。Super Early Bird価格は169ユーロ(約3万1000円)で、通常価格は299ユーロ(約5万4000円)。

QReverseは首の後ろに装着する非侵襲型のウェアラブルデバイスで、内蔵センサーがいびきの音を検知すると、導電パッドを通じて微弱な電気刺激を送り、気道周辺の筋肉を活性化させる。いびきの原因となる気道の狭窄を緩和し、静かな睡眠環境を維持する仕組みだ。エルゴノミクスデザインにより首のカーブに沿うよう設計されており、就寝中の圧迫感を抑えている。

刺激の強度はBluetooth 5.0 Low Energy接続のスマートフォンアプリ(iOS/Android対応)から手動で調整できる。アプリではいびきの発生回数の統計データをグラフで表示し、経過を追跡する機能も備える。データはエクスポートにも対応しており、経時的な変化を確認しやすい。Webダッシュボードも用意されており、多言語に対応する。

13件の特許で保護された技術を採用し、EUのCEマーク(クラスI製品)を取得済みで、イタリア保健省のデータベースにも登録されている。導電パッド(直径30mm)は交換式で、250枚入りのアドオンキット(54ユーロ、約9800円)も用意する。

製造はイタリアで一元的に管理し、量産時の品質を確保する方針だ。2026年にはアメリカとイギリスにも法人を設立し、カスタマーサポートと物流体制の強化を進めている。

いびきは就寝中に気道の筋肉が弛緩し、気道が狭くなることで空気の通り道が振動して発生する。従来の対策としてはマウスピースやCPAP(持続陽圧呼吸療法)、体位を変えるための振動デバイスなどがあるが、QReverseは電気刺激による筋肉の活性化という手法を取った。検知から刺激までリアルタイムで動作し、LED表示でデバイスの作動状態を確認できる。

出資プランはSuper Early Bird(169ユーロ、約3万1000円)、Early Bird(179ユーロ、約3万2000円)、VIP(159ユーロ、約2万9000円)、2台セット(366ユーロ、約6万6000円)の4種類を用意する。キャンペーンの残り期間は24日で、目標額5000ユーロに対し147%の7381ユーロを調達している。

関連情報

QReverse(Indiegogo)

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