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切手サイズに2268ゾーンの3D LiDAR、STの新型ToFセンサーが7月量産

STMicroelectronicsが、2268ゾーンの3D LiDARをワンチップに収めたToFセンサーモジュール「VL53L9CX」を発表した。2026年7月初旬に量産を開始する。サイズは12.8×6.1×4.6mmで、小型のロボットやIoT機器にそのまま組み込める。

同社のFlightSenseシリーズは、距離を1点だけ測れるVL53L0Xから始まった。2017年の発売以降、Arduinoやラズパイの距離センサーとして幅広く使われている。VL53L9CXは54×42のゾーンに分割して距離を測定し、5cm未満から最大9mまでの空間を3Dマップとして出力する。毎秒100フレームで処理でき、1つのモジュールで障害物回避や人数カウント、ジェスチャー認識に対応する。

従来のToFセンサーがレーザーの点を順番に走査するのに対し、VL53L9CXは2つの940nm VCSELで視野全体を一括照射する。動く対象のぶれが少なく、小さな物体の輪郭も捉えやすい。出力はMIPIとI3Cに対応し、小型のマイコンに直接つなげる。深度マップに加え、2D赤外線画像、反射率、信頼度のデータも取得できる。

開発ボードはSTM32 Nucleo向けの拡張基板「X-NUCLEO-53L9A1」(100ドル、約1万6000円)と評価ボード「STEVAL-VL53L9」(75ドル、約1万2000円)が用意されている。

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FabScene編集部

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