2025年も残りわずか。FabScene編集部のメンバーが、今年購入して本当に良かったアイテムを紹介します。3DプリンターからAIツール、電子工作の便利グッズまで、ものづくりに関わる人の「買って良かった」が集まりました。

Bambu Lab A1 mini 3D プリンター + AMS lite

言わずと知れたBambu Labの製品をついに導入。印刷の安定感やクオリティは言わずもがな、マルチカラー印刷の手軽さに衝撃を受けました。Maker系イベントで多色造形を見る機会も増えたことに、間違いなく寄与していると思います。Hue Forgeとの組み合わせも面白い。(淺野義弘)
セメダインD

後から剥がせる接着剤。剥がせるのにかなり強力。固定の治具を作るのはちょっと面倒というときに活躍。ゲル状の両面テープのアップグレード版みたいな感じです。(むらさき)
DS100 ハンディオシロスコープ

オシロスコープといえば高価で大型というイメージがあり、家庭に導入するにはハードルを感じがちです。しかし、今年購入したハンディオシロスコープは小型で価格も手頃で、ちょっとした電子工作でとても重宝しています。(小林竜太)
XIAO ESP32S3 Sense

2025年はAI技術がグッと身近になった年でした。こちらのボードはFabSceneの記事広告で使い始め、マルチモーダルな処理のパワフルさと、何よりそのコンパクトさにグッと惹かれて愛用品に。技術の変化と思い出が詰まった、今年を象徴する一枚になりました。(淺野義弘)
Claude Pro plan

電子工作のプログラミングや設計資料の収集、制作の記録などなどに活躍。手が止まりそうな時に相談できる仲間。ただし画像生成はいまいち。(むらさき)
Yuweijieスーツケース

もともとは旅行用に、機内持ち込みできる軽量なスーツケースを探して購入したのですが、これがMaker Faireなどのモノづくり展示会で作品を運ぶのにちょうどよいサイズでした。ドリンクホルダーも付いていて、とても便利です。(小林竜太)
STARAY ASTA

今年買った靴の中で、最も履いた一足です。3Dプリント技術で一体成形されたシューズで、全体が格子状の構造になっています。
この構造のおかげで通気性が抜群に良く、裸足で履いても蒸れません。樹脂製なので水洗いすればすぐにきれいになりますし、ソールに厚みがあるため長時間歩いても足が疲れにくいんです。サンダルのような気軽さと、ランニングシューズのような軽快さを兼ね備えた、良いとこ取りの靴ですね。
数年前まで3Dプリントシューズは高価なイメージがありましたが、かなり手の届きやすい価格になりました。STARAYも3万円を切ります。色によってはサンダルっぽいチープな印象が強く出るので、日常使いには白か黒が馴染みやすいと思います。いずれ、従来のスニーカーのように2〜3色を使ったモデルも出てくることを期待しています。(越智岳人)
https://staray.co.jp/products/asta-4d
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