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レトロな見た目で電池が3〜6か月もつ、ESP32と電子ペーパーの自作環境モニター

温度や湿度を測るガジェットは数あれど、机に置いて眺めていたくなるものは意外と少ない。Redditのr/esp32にdannyk6が投稿した「Veltoc Model 01」は、1980年代の家電を思わせるレトロな外観の環境モニターだ。あまりに作り込まれた見た目に、AIが生成した画像だと疑うコメントも付いたほどだが、中身はESP32で動く本物の自作機だ。表示には電子ペーパー(e-ink)を使う。

測れるのは温度、湿度、気圧の3つ。Wi-Fiにつなげば現在時刻も表示する。前面のつまみを回すと、表示する項目を切り替えられる。つまみの正体はロータリーエンコーダーで、金属の軸を覆うカバーは3Dプリントしたものだ。画面の描画にはGxEPD2というライブラリーを使い、フォントはU8G2ライブラリーで足している。

目を引くのは、1400mAhの充電池で3〜6か月動く電池もちの良さだ。秘密はESP32の使い方にある。ふだんはディープスリープで眠らせ、5分に1回、約2秒だけ起きて測定と表示の更新をする。電子ペーパーは電気を切っても表示が残るため、この使い方と相性がいい。時刻の表示は1分ごと、温度と湿度の表示は5分ごとに書き換わる。

ケースはFusionで設計し、Bambu LabのP1Sで3Dプリントした。表面のざらりとした質感は、模様の入ったビルドプレートに押し当てて転写したものだ。前面パネルはネジを使わず、はめ込みで留めている。コードと3DデータはGitHubで公開されており、同じものを組み立てられる。市販の温湿度計を買うほうが早いし安い。それでも、机に置く道具を見た目から自分で仕上げたい人には、ちょうどよい題材になりそうだ。

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FabScene編集部

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