Categories: ニュース

ラズパイからESP32、UIAPduinoまでボードの選び方を解説、工学社から新刊

工学社が2026年9月28日、「一冊でわかるマイコンボード事典」を発売する。A5判160ページで、定価は3190円となる。同社の雑誌「I/O」の編集部が編集した。

マイコンボードは種類が増え、何を選べばよいか分かりにくくなっている。本書はその中から主要なものを取り上げ、機能と選び方、向いている用途と不向きな用途を系統ごとに整理する。第1章ではマイコンとは何か、どう分類されるか、どう使うかを解説したうえで、人気のシリーズを紹介する。

取り上げるのは6系統である。Arduino Uno、micro:bit、ESP32、Raspberry Pi Pico、Raspberry Pi、そしてUIAPduino(CH32V003)。各章は概要、機能、選び方、開発環境、向き不向きの順で構成されており、たとえばESP32の章では「ESP32シリーズの選び方」「ESP32シリーズの向き不向き」を独立した節として立てている。UIAPduinoの章には「UIAPduinoの価値」という節があり、この章の末尾に「マイコンボードの選び方」を置いて、6系統をまたいだ比較で前半を締めている。

後半は手を動かす内容になる。第8章で学習に必要なものと開発環境の構築、LEDの点滅までを扱い、第9章ではM5Stack Core2とGroveの温湿度センサーを使って、測った値をMQTTでスマートフォンから見られるようにする。MQTTは機器間で短いメッセージをやり取りする通信方式で、公開されているブローカーを使う手順まで踏み込む。第10章はESP32で特定の音を検知する製作例で、使用部品と配線図、プログラム、技術解説の3節を置く。

最終章は「ミスをしたときの対処法」で、ハードウェアの故障、ソフトウェア側のバグ、その他のトラブルに分け、問題解決の進め方で結んでいる。

同社は書籍ページでサンプルPDFを公開しており、WebサイトやECサイトで予約を受け付けている。

関連情報

FabScene編集部

FabScene編集部