13インチノートPCサイズのAIチェスロボット「Chess Mini」が登場

FabScene(ファブシーン)  Young man with curly hair in a plaid shirt sits at a workshop desk, writing, with a chessboard and a sewing machine nearby.

香港のSenseRobotは2026年4月21日、家庭向けAIチェスロボット「SenseRobot Chess Mini」をKickstarterで発表した。同社が自ら実施するクラウドファンディングで、キャンペーン期間は2026年5月23日まで、出荷予定は2026年7月。13インチノートPC程度のサイズに収めたデュアルアーム式ロボットで、物理的なチェス盤の上で対局相手の役割を担う。

製品の中核はAIビジョンとデュアルアーム式ロボットアームだ。SenseRobotによると、内蔵カメラはチェス駒をリアルタイムで識別し、99.9%以上の駒認識精度をうたう。ロボットアームはミリメートル単位の位置決め精度で、駒を傷つけない柔らかさと確実に保持する強さを併せ持つグリップで駒を移動させる。特徴的なのが「Online Play, Offline Soul」機能で、Lichess.orgやChess.com(ChessConnect経由)のオンライン対戦をスマートフォンやPCを介さず実機の盤面で再現する。相手の指し手をロボットアームが物理駒で反映する仕組みだ。

FabScene(ファブシーン)  Robot chess machine with a monitor showing an AI game interface over a chessboard.
SenseRobot Chess Mini

AIエンジンは19段階の難易度(Elo 200〜1700)を備え、初心者から上級者まで対応する。さらに上位モードとして「Apex Duel」(Elo 3200)を用意し、同社は世界トップ級プレイヤーをも上回る強さとしている。SenseRobotは2022年から家庭用AIチェスロボットの開発を続け、CES 2026にも出展した。Kickstarter上のFAQによれば、内蔵LLMによる対話型AIコーチ機能は現在開発中で、ローンチ後に提供予定。プレイヤーは指し手について質問でき、解説を受けながら学習できる。

価格はSuper Early Birdが3125香港ドル(Kickstarterページ表記で約6万3560円)で、メーカー希望小売価格699ドル(約11万1000円)から43%引きとなる。EU域内では2年保証、それ以外では1年保証が付帯し、関税とVATは販売価格に含まれる(送料はキャンペーン終了後に別途請求)。プログラミングカード40枚も同梱され、子ども向けSTEAM教材としての側面も訴求する。

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Young man with curly hair in a plaid shirt sits at a workshop desk, writing, with a chessboard and a sewing machine nearby.

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