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古いスマホ2000台を束ねて低炭素のデータセンター、UCSDとGoogleが計画

米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)とGoogleの研究チームは2026年6月12日、引退したスマホを束ねて低コストで低炭素のデータセンターを作る計画を公開した。新しいチップを1つも使わずに、サーバーおよそ50台分の計算力を生み出すという。

スマホから基板だけを取り出し、OSを通常のLinuxに入れ替え、25〜50枚をひとまとめにして、Kubernetesを経由して仕組みで1台のコンピューターのように動かす。スマホの製造で出る二酸化炭素の約半分は、この基板の分が占めるという。

意外なのは、その性能だ。研究チームによると、わずか3年前のスマホでも、1つの処理を順番にこなす速さでは、データセンターで使われる一部のサーバーを上回る。性能の指標で測ると、25〜50台で最新サーバー1台分に届く。2000台を集めれば、新しい部品を一切使わずにサーバー約50台分になる計算だ。

チームは、引退したPixelスマホ2000台でデータセンターを組み、学生や研究者に安く計算資源を提供しようとしている。試しに20台をつないだところ、75人が受ける授業の採点を、市販の小型クラウドサーバーより速くこなした。全体がそろえば、同じ規模の授業を100コマ分まかなえるという。本格稼働は2026年秋を見込む。

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FabScene編集部

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