
株価や暗号通貨の価格を手元で常時確認したい、という需要は根強い。専用ガジェットを買うという選択肢もあるが、制作者のJou_See氏が選んだのは自作だった。Waveshareが販売するESP32-S3搭載の1.75インチ丸型タッチAMOLEDボードに、株価・暗号通貨チャートや世界時計をリアルタイム表示するプロジェクト「market-viewer」をGitHubで公開した。
表示できるコンテンツは複数ある。株価と暗号通貨は価格チャートを画面いっぱいに表示し、時間軸やグラフの種類を変更できる。時計モードはポルシェのメーターを思わせるアナログゲージ表示とデジタル表示の2種類に対応し、世界各地のタイムゾーンも選択できる。タイマー機能も備える。
このプロジェクトの大きな特徴はハードウェアの敷居の低さだ。必要なのはWaveshareのESP32-S3 Touch AMOLED 1.75インチボード(約30ドル、スピーカーも付属)のみで、はんだ付けや改造は一切不要。GitHubで配布されている.binファイルをボードに書き込むだけで動作する。
データはJou_See氏が運営するカスタムバックエンドAPIから取得する設計で、自前でホストすることも可能だ。ソフトウェア構成はPlatformIO+LVGLで、LVGLはv9系への移行ができずv8.4.0を採用した。UIのセットアップやAPIキーを管理するフロントエンドはまだ未実装で、ケース(エンクロージャー)のデータも近くGitHubで公開予定とされている。
ファームウェア・バックエンドAPIを含む全コードはMITライセンスで公開されている。

