
中国・深圳のLightMakeが、4つの印刷ヘッドを積む3Dプリンター「L4」のクラウドファンディングをKickstarterで2026年9月1日に開始した。本体のみの早期価格は約20万7000円。締切は10月16日で、発送は11月を予定する。
4ヘッド機はいくつかあるが、L4は交換もドッキングもしない。4本すべてがフィラメントを装填したまま待機し、色を切り替えるのに要する時間は1秒だという。ヘッドごとに自分の経路をたどり、ハードウェアとソフトウェアが実時間で動きを調整する。

駆動系にベルトを使わないのも特徴だ。閉ループ制御のリニアモーターで各ヘッドを動かし、位置決め精度は±1μmをうたう。ベルトの伸びや張り直しから解放される代わりに、価格は上がる。標準の希望小売価格は3294ドルである。
造形室は354×370×386mm。4台ぶんの並列生産にも、大判の造形にも、多色の造形にも1台で対応する。色替えのたびに捨てていたパージ材をなくせる点も同社は強調する。
上位の「7色サーモパック」は約28万6000円で、加熱チャンバーとフィラメント供給ユニットが付く。チャンバーは65℃まで温まり、エンジニアリング材料の反りを抑える。排気の能動冷却も備え、低温で扱う材料の細部を出す。供給ユニット4台を足すと最大7色になり、印刷中の乾燥と自動装填にも対応する。
ただし上位パックは同時に届かない。加熱チャンバーのカバーは2026年12月、フィラメント供給ユニットは2027年1月の別送となる。早期の支援者には主要地域の関税と付加価値税の負担、本体1年の保証が付く。

