ベトナム初の人型ロボット「Dyno」をVinDynamicsが公開

Vingroup傘下の技術企業VinDynamicsが、ベトナム初となる人型ロボット「Dyno」を公開した。2026年6月1日からオーストリアで開かれるロボットの国際会議ICRA 2026と、6月2日から台湾で開かれるComputex Taipei 2026で披露し、ベトナムの技術者による開発力を世界に示す狙いがある。

Dynoは、暮らしの中で幅広く役立つ助手として設計した人型ロボットだ。AIの基盤と、周囲を素早く捉えるセンサー群を備え、都市や施設、複合サービス拠点での警備や見回りに向ける。腕の可動範囲と物をつかむ器用さを生かし、家庭での日常作業を手伝う用途も開発中だという。

すでに、ベトナム有数の自然動物公園Vinpearl Safari Phu Quocで案内ロボットとして試験運用した。屋外の厳しい環境で、自然な対話や多言語での解説、来園者の質問への柔軟な応答を見せたという。今回の2つの会議では、案内ロボットとしての実演を行う。

VinDynamicsは2025年9月に設立した、Vingroupの人型ロボット企業だ。会長はLa Manh Hung氏が務める。ロボット本体だけでなく、関節を動かすアクチュエーター、器用に動くロボットハンド、実用場面に向けたAIの学習用データセットまで、ハードからソフトまでを自社でそろえる。量産に向けては、ドイツの部品大手Schaefflerとも提携している。

Vingroupはベトナム最大の民間企業グループで、不動産や自動車などを手がける。VinDynamicsは、海外の企業や研究機関との長期的な連携も進める方針だ。

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Green and silver humanoid robot with blue accents and Vindynamics logo on the chest area.

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