
Ludens AIは、机の上に置く犬型のコンパニオンロボット「INU」の支援をクラウドファンディングサービス「Kibidango」で開始した。言葉は話さず、なでたり触れたりすると、鳴き声や目の表情、首やしっぽの動きで反応する。デザインはユカイ工学と共同で手がけた。支援の締め切りは2026年11月29日で、2027年2月ごろから順次発送する予定だ。
本体の大きさは70×70×200mm、重さは約500gで、うなずき、首振り、しっぽの動きの4自由度を持つ。顔の部分は表情を表示する画面で、カメラは載せていない。センサーはミリ波レーダー、マイク、タッチセンサーで、本体の「Magic Key」で全センサーを切れる。
同社が事前に開いた報道関係者向けの説明会によると、タッチセンサーは頭部に2カ所、体の側面に2カ所あり、なで方によってINUの性格が変わっていく。腹部のミリ波レーダーは、介護施設の見守りセンサーと同じ種類で、持ち主が部屋に入ってきたことなどを捉える。録音はしない。周りに人がいなければ省エネモードに入り、倒されると起き上がろうとし、揺らすと目を回す。背面のボタンで鳴き声を消せる。発送までに、音をリズムとして捉えて話しかけられたことに気付いたり、ビートに合わせて体を動かしたりする機能を加える予定だ。

ソフトウェアは同社が開発した「Klara OS」と「Klara VLA」で動く。AIの処理は本体内で完結し、なでられた記憶も本体に残す。Wi-Fiが必要なのは、アプリで絵日記を作る機能だけだ。iOSとAndroid向けのアプリ「Ludens AI」は日本語と英語に対応し、名前を付けたり、状態の確認や目の色の変更をしたりできる。一緒に過ごすと、新しい動きやアプリ内の着せ替えが手に入る。アプリの基本機能は月額料金なしで使える。
通信はデュアルバンドのWi-FiとBluetooth Low Energy 5.0に対応する。電池は4800mAhで、通常は約2〜3時間、最長で約4時間動く。充電はUSB Type-Cで、防水ではない。
同社は東京に本社を置き、香港と中国・深圳で開発を進める。INUはユカイ工学のデザイナーが描いたスケッチを基に開発し、2026年1月の「CES 2026」に試作機を出展した。リターンは税込み・送料込みで、本体1体が2万9800円(限定50体)から。2体と犬耳または猫耳のアクセサリーを組み合わせたセットは6万7600円で、一般販売の予定価格は3万9800円だ。

