Crealityが上半期に最大15億円の赤字見通し、上場3カ月で黒字から転落

3Dプリンターメーカーの深圳市創想三維科技(Creality)が2026年8月6日、2026年上半期に最終赤字となる見通しを香港証券取引所へ開示した。親会社の所有者に帰属する損失は5300万〜6300万元(約13億〜15億円)を見込む。前年同期は1億749万元(約25億円)の黒字だった。同社が2026年5月29日に香港市場へ上場してから、初めて公表する半期の業績になる。

黒字から赤字へ転じる理由として、取締役会は4つを挙げる。1つ目は海外市場を広げるための販促と値引きで、これに製品ラインアップの見直しと世代交代に伴う在庫処分が重なり、粗利率が下がった。2つ目はオンラインの直販拡大と実店舗を通じた宣伝で、電子商取引サイトや店舗、販売パートナーに払う販促費が増えた。3つ目は技術開発への投資と開発体制の拡充で、人件費と材料費が膨らんだ。4つ目は上半期を通じて人民元が米ドルに対して上がり続けたことによる為替差損だ。

上場費用と株式報酬費用を差し戻した調整後の純損失は、1000万〜2000万元(約2億4000万〜4億7000万円)を見込む。ただし同社は、これが国際会計基準に沿わない独自の指標であり、監査も受けていないと但し書きを添えている。ほかの企業が使う同名の指標と定義が違う場合があり、比較できるとは限らないとも書く。

今回の数字はいずれも未監査の管理会計に基づく暫定の評価で、監査人と監査委員会の確認を経ていない。開示は上場規則13.09条2項と、香港証券先物条例の内部情報条項に沿ったもので、執行董事兼副董事長の敖丹軍氏の名前で出ている。正式な中間決算は2026年8月末までに公表する予定で、その内容が今回の見込みと異なる可能性があるとしている。公告は株主と投資家に対し、同社株の売買には慎重を期すよう求めている。

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PROFIT WARNING(香港証券取引所)

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