19関節のロボットハンド「Gesture HW1」が早割約11万円でクラファン開始

Gesture Platformsが、ESP32-S3を搭載した10自由度(DOF)のロボットハンド「Gesture HW1」をKickstarterで公開した。19の関節を備え、人の手に近い動作範囲を持つ開発者向けプラットフォームで、安価なDIYハンドと高価な産業用ハンドの中間を狙った設計だ。早割価格は699ドル(約11万円)から、出荷は2026年11月を予定する。

重量は約500gで、最大1kgの動的荷重と3kgの静的荷重に対応。繰り返し精度は±1mmで、サイズは男性Sから女性Mサイズの手袋に収まる全高約275mm。各指を独立して屈曲できるほか、指の左右開閉、3自由度の親指、2自由度の手首を持ち、手のひらを完全に平らにする動作や各指と親指を対向させるつかみ動作も可能だ。関節部はアルミ製、骨格にはガラスまたはカーボン繊維強化ポリカーボネート、外装にはASA樹脂を採用し、指先はShore 30Aシリコンで覆う。

頭脳はEspressifの「ESP32-S3」で、Wi-Fi 4とBluetooth 5.0 LEによる無線通信に対応する。制御周波数は100Hzで、手首基部にはM3×0.5ネジ穴(深さ4.5mm)を設けてロボットアームや治具に取り付けられる。専用デスクトップアプリ(Windows 10/11+)が付属し、CSVインポート、タイムライン編集、ゲームコントローラー入力、ライブストリームの4種類のモードで操作できる。C++とPythonのSDKも提供予定で、独自の制御アルゴリズムやAIモデルの組み込みが可能だ。

外装パーツ20点以上のSTEPファイルを出荷後にバッカーへ公開予定で、3Dプリントによる部品の自作や交換ができる。将来的にオープンソース化も検討しているという。研究・教育・AI開発・プロップ制作など幅広い用途を想定しており、右手単体の通常価格は849ドル(約13万5000円)、左右セットは1599ドル(約25万4000円)となる。

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Robotic hand with articulated fingers pointing toward a blue plastic component on a black background.

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