ESP32の監視カメラで家を守る、工学社が自作防犯システムの本を10月27日発売

工学社は2026年10月27日、自作の機器と市販のスマートホーム機器を組み合わせて住宅の防犯システムを作る解説書『強盗・空き巣から家を守る!自作防犯システムの作り方』(2970円/税込)を発売する。

ESP32で作る監視カメラやカーテンを自動で開け閉めするロボットなどの作例を、オープンソースのスマートホーム基盤「Home Assistant」にまとめて登録し、連携させる方法を扱う。編者はI/O編集部で、工学社は2026年7月にも、ラズパイを使った防犯システムの作り方を扱う『作りながら知識と技術が身につく!電子工作×防犯入門』を同編集部の編で出している。

同書は、住宅を狙った侵入窃盗が2025年に全国で1万7152件起き、約30分に1件のペースだったとする警察庁の発表を冒頭で紹介する。そのうえで、鍵や防犯カメラ、センサーライトといった市販品だけでは「欲しい機能がない」「複数の機器を連携させたい」という要望に応えられない場合があるとし、建物の構造や生活スタイルに合わせた防犯設備の作り方を解説する。

作例は9章に分かれている。AI監視カメラの章では、映像を配信するソフト「go2rtc」と、人や物を検出して録画する監視カメラ用ソフト「Frigate」を使い、手元の機器だけで動くAI監視カメラを作る。章の中には、うまく動かなかった箇所と対処の節も設けた。勝手口の章では、市販のセンサーを改造してドアと上下に開く窓の施錠・開閉を検知し、Home Assistantの間取り図上に状態を表示する。

市販品を使う章も多い。SwitchBotのドアや窓の開閉センサーを使った通知の設定、壁のスイッチを押すロボット「SESAME Bot2」を使った玄関照明の自動点灯などを取り上げる。最後の2章では、Home Assistantのインストールとオートメーションの設定方法、通信の仕組みMQTTを使ってESP32で作った機器をHome Assistantにつなぐ方法を説明する。書籍の内容紹介によると、すべての作例をHome Assistantに登録でき、Home Assistantを使ったことがない読者も作例を通じて基本的な仕組みを学べる構成にしたという。

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