愛車のディーゼルエンジンを約300点で自作、内部まで動く1.9 TDI模型

好きなクルマのエンジンを、いつでも手元に置いて眺めていたい。そう思っても、本物のエンジンは大きく重く、自宅の棚に飾るのは現実的でない。KevkoCrievko氏は、自身の愛車に積まれたディーゼルエンジンを3Dプリンターで小さな模型として再現し、その願いをかなえた。2026年6月、Redditの3Dプリンター関連の掲示板に製作の様子を投稿した。

製作したのは、Seat Leon(型式1M)に搭載された1.9 TDIディーゼルエンジン(型式ARL)の模型だ。写真や動画、データシートに加え、自分の車の実測値も参照してゼロから設計した。部品点数は約300点に上り、これに多数のネジやインサート、スプリング、Oリングが組み合わさる。

注目すべきは、内部機構まで動く点だ。クランクシャフトからカムシャフトまで、小さな工具を使ってバルブの開閉タイミングまで合わせ込んだ。エンジンが本来持つ部品同士の連動を、模型のサイズでそのまま再現している。

模型は回転する展示台に載せ、回しながら動かせる構造にした。ここで課題になったのが、内部の部品すべてを動かすための駆動だ。KevkoCrievko氏は外周ベルトの形状を設計し直して摩擦を確保したが、まだ滑りが残るため改良を続けている。ほこりを防ぐカバーも、アクリル板の到着を待って取り付ける予定だ。

寸法はおよそ300×250×300mm。製作の全工程は約20分の動画にまとめている。氏は別のMakerが手がけたエンジン模型に触発されて、この製作に取り組んだ。コメント欄ではCADデータやモデルの入手を望む声も出ているが、現時点で販売やデータ公開の予定は示していない。

関連情報

Split view of two LEGO engine-like machines with orange pipes, gears, and black hoses on dark bases.

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