Velo3Dが金属3Dプリンター量産拠点を稼働、100台規模へ拡張可能

金属3Dプリンター大手の米Velo3Dは2026年7月21日、米カリフォルニア州リバモアに開設した量産拠点「Forge 1」を正式に稼働させたと発表した。延べ床面積約2万6800平方メートル、開所時点で大型金属積層造形システム40台以上を設置できるインフラを備え、将来は100台を超える規模まで拡張できる。

同社は米カリフォルニア州フレモントの本社を、研究開発や試作、顧客との共同開発、量産前の認定作業を担う拠点として維持する一方、Forge 1は量産段階に移った案件を大量生産するための施設と位置づける。生産スペースは約2万5100平方メートルで、天井高11メートル超の空間を確保した。フレモントとリバモアの両拠点を合わせると、最大125台の金属3Dプリンターを稼働させる計画だ。Forge 1では機械の組み立てから量産規模での造形、後処理、検査、品質保証、顧客による受け入れ試験までを1カ所で完結できる。

発表によると、Forge 1の開設は航空宇宙、防衛、エネルギーといった分野で高まる量産需要に応えるものだという。Velo3Dは、大型のレーザー粉末床溶融結合(LPBF)方式の装置を手がけるメーカーの中で、米国で創業し、ハードウェアの製造からソフトウェアの開発までを自国内で完結させている数少ない企業だとしている。稼働は段階的に進め、システムの設置と認定が完了した順に生産能力を積み上げていくとしている。

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