プールでこぼれにくい浮くドリンクホルダーを3Dプリント

波が立っても飲み物が傾かない、プールに浮かべるドリンクホルダーを3Dプリントで作ったと、「Boring-Condition1373」と名乗る製作者が公開した。電子部品もモーターも使わず、重力だけでカップを水平に保つ仕組みだ。

カップを支える部分は、自由に傾く輪を組み合わせた「ジンバル」という構造になっている。輪が傾いて揺れを吸収するため、土台が波で揺れても、カップを差す部分は上を向いたままになる。製作者は当初これを「ジャイロ式」と呼んだが、コメントでの指摘を受け、回転体を使うジャイロではなく、重力で水平を保つジンバルだと認めた。

きっかけは、子どもがプールに飛び込むたびに浮き輪型のホルダーがひっくり返ることだったという。本体は水をしっかり押しのけて安定し、見た目は救命浮環(浮き輪)をかたどっている。製作者はこれを「Beer Buoy(ビールのブイ)」、しらふなら「Soda Saver」と呼ぶ。

モデルは3Dデータ共有サイトのMakerWorldで無料公開されている。本体は複数の部品に分けてプリントし、はめ込みで組み立てる。色を分けて印刷できるため、複数の色で作っても、フィラメントを切り替えるときに出る捨て材がない。誰のカップか見分けやすいよう、色を変えて作る使い方も挙げている。

公開した作例は12オンス(約350ml)の缶に合う。素材はPLAで印刷したが、屋外や水で使うには耐候性の高いASAのほうが向くとしている。市販の細い浮き棒(プールヌードル)を浮力に使う別バージョンや、保冷カバー(クージー)に合うサイズの調整も進めている。

関連情報

Green Sprite can resting on a small white plastic frame above an orange lifebuoy floating in a swimming pool

fabsceneの更新情報はXで配信中です

この記事の感想・意見をSNSで共有しよう
  • URLをコピーしました!

最新記事

YouTube / PodCast

【PR】読んで役立つ注目記事

目次