
米国のエンジニアRobert Samples氏が、Prusa Researchのツールチェンジ機構「INDX」向けにPrusa自身がPrintablesで公開していたプリント用3Dモデルから、編集可能なCADデータを逆解析で復元し、GitHubで公開した。元のモデルはCC BY-SA 4.0ライセンスで配布されていたが、その後Prusa本家サイトから元モデルと派生モデルがともに削除されている。
INDXは、Prusaのプリンター「CORE One」向けに同社とBondtechが手がけるツールチェンジシステムで、誘導加熱式の軽量ツールヘッドを複数本切り替えながら使う仕組みだ。Samples氏は、Prusaが配布していた3Dプリント用の3Dモデル(3MFファイル)のメッシュ形状が比較的整っていたことを利用し、パラメトリックな形状情報を抽出してCAD交換用フォーマットのSTEPファイルと、Fusion 360のネイティブファイル(f3z)に変換した。ただし、射出成形部品に多い丸み(フィレット)を持つ形状はCNC加工部品ほどきれいに変換できておらず、本人も「作業途中」と位置付けている。
Samples氏は、この逆解析データを通常の3Dプリントモデル共有サイトよりも目立たない場所であるGitHubにあえて置いたと説明しており、公開したファイルにはINDXの8本掛けツールヘッド用3Dモデルも含まれる。リポジトリはCC-BY-SA-4.0ライセンスの継承のもとで公開している。

