5GHzのWi-Fi 6対応ボード「ESP32-C5-LCD-1.47」が登場

2.4GHzと5GHzの両方のWi-Fi 6が使える小型のマイコンボード「ESP32-C5-LCD-1.47」を、Waveshareが投入した。1.47インチのカラー液晶を備え、前の世代で広く使われたボードの設計を引き継ぎながら、通信の対応幅を広げた点が特徴だ。

心臓部に載るのは、Espressifの新しいチップ「ESP32-C5」だ。Espressifによると、2.4GHzと5GHzの2つの周波数帯のWi-Fi 6に対応した業界初のRISC-V系マイコンだという。無線が混み合いやすい2.4GHz帯だけでなく、すいている5GHz帯も使えるため、多くの機器が電波を出す環境でも通信が安定しやすい。Bluetooth Low Energyや、家庭内機器をつなぐZigbee、Threadにも対応する。

ボードの構成は、前の世代の「ESP32-C6-LCD-1.47」を土台にしている。1.47インチで320×172ドットの表示画面、4メガバイトのフラッシュメモリ、色を変えられるLED、microSDカードの差し込み口、拡張用のピン列を持つ。違いは、2.4GHzのWi-Fi 6にとどまるESP32-C6を、2.4GHzと5GHzの両方に対応するESP32-C5に置き換えた点にある。

開発のしやすさも引き継ぐ。Espressif公式の開発環境ESP-IDFやArduino IDEに対応し、画面表示用のライブラリLVGLのサンプルも用意される。前世代のC6版とほぼ同じ設計のため、C6版向けに作られた既存のプロジェクトを、多少の手直しで移せる見込みだ。Wi-Fiの利用状況を監視するプロジェクトや、Bluetoothの近接計測を試すプロジェクトなど、これまでの資産を生かしやすい。

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