Formlabs、10万円台の光造形機「Form Studio 1」を発表

Formlabsは2026年10月13日(米国時間)、デスクトップ型のレジン3Dプリンター「Form Studio 1」を発表した。同社の日本向けWebサイトでの価格は769ドル(約12万円)からで、上位機「Form 4」(同2625ドル〈約41万円〉から)の3割未満に抑えた。米国向けのサイトでは699ドル(約11万円)からとしている。同社は注文を受け付けており、11月16日に出荷を始める。国内でも販売店が予約を受けており、価格は16万円台としている。

Form Studio 1は、液晶画面で光をさえぎって1層ずつ樹脂を固める光造形(MSLA)方式を採用した。光源は28個のLEDとレンズアレイの組み合わせで、造形面に6mW/cm²の均一な光を当てる。画素の大きさは35µm、最大造形サイズは200×125×235mmだ。積層ピッチはレジンにより50〜250µmで、同社は100µmで造形した場合、ほとんどの造形が2時間以内に終わるとしている。

レジンはカートリッジから自動で供給し、最高45℃まで温める。本体のセンサーでレジンの温度と液面、造形中にかかる荷重を測る。7インチのタッチ画面とカメラを備え、Wi-Fi、イーサネット、USB Type-Cでつなぐ。スマートフォンのアプリで造形の様子を遠隔で確認できる。ビルドプラットフォームは柔軟な素材で、造形物を工具なしで取り外せる。レジンタンクは7万5000層以上の造形に耐える設計で、フィルムは交換できない。

材料は、低臭気の「Alpha」レジン6種と、Tough 1500など3種の機能性材料に対応する。他社製の405nmのレジンも、オープンマテリアルモードで使える。その場合はレジンの自動供給が無効になり、別売のタンク「Resin Tank Pro」が必要になる。造形データの作成には同社のPreFormを使い、他社のスライサーには対応しない。Alphaレジンと別売の排気ユニット「VOC Extractor」を組み合わせた構成で、室内空気への化学物質の放出基準であるUL GREENGUARD Goldの認証を取得した。

後処理には、洗浄と二次硬化を1台でこなす「Form Studio Wash+Cure」を用意した。発売記念の「Founders Edition」は、グラファイト、アクア、ティール、バイオレットの限定色で、11月30日か在庫がなくなるまで販売する。

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