
M5Stackが2026年9月4日、開発ボードのCoreシリーズを携帯機に変える拡張ベース「Faces Bottom3」と、入力パネル3種類を発売した。同社のオンラインストアでの価格はベースが22.50ドル(約3500円)、キーボードパネルが12.50ドル(約1900円)、ゲームパッドと電卓のパネルが各7.95ドル(約1200円)となっている。
Facesは、Coreの下に敷くベースと、その手前にはめ替える入力パネルを組み合わせるしくみだ。初代は2018年に登場したが、初代と2代目のベースはいずれも販売を終えている。日本で扱っていたスイッチサイエンスは、初代の終売の理由を主要部品の入手難と説明していた。今回はそこから数えて3代目にあたる。
新しいベースには、旧世代になかった機能が3つ加わった。電池の電源を切るスイッチ、RGB LEDにつながる信号線の割り当てを切り替えるスイッチ、そしてUSB Type-Cの端子を備えた充電ドックである。ドックは本体に同梱され、背面のポゴピンと磁石で接触して充電する。旧世代のベースにはいずれもなかった。
電池は600mAhで据え置きだが、寸法は薄くなった。2代目が108×54×19mmだったのに対し、Bottom3は108×54×12.5mmになっている。充電ICはTP4057を積み、両側面に5個ずつ、計10個のSK6812のRGB LEDを並べる。上部にはHY2.0-4Pの拡張ポートが2つあり、背面にM3のねじ穴と壁掛け用の穴、下部にストラップ用の穴を設けた。消費電流は起動して何も設定していない状態で3.7V時に75.68μA、LEDを白色の最大輝度で全点灯させると370.85mAとしている。
対応するのはCore1、Core2、CoreS3などのCoreシリーズで、入力パネルは初代と3代目のものが使える。パネル側は、キーボード、ゲームパッド、電卓の3種類が同時に出た。
M5Stackは9月2日に公式アカウントで復活を予告し、そこには旧世代向けのUIFlowのサポートが打ち切られたことを惜しむ声も寄せられていた。3代目でこれらのパネルがどの開発環境からどこまで扱えるかについて、同社は製品ページで説明していない。

