xToolの新製品「WonderPress」、熱プレスや3D成形を1台でこなす

レーザーカッターで知られるメーカーxToolが、新製品の自動熱プレス機「xTool WonderPress」をKickstarterで公開した。本体に2種類のモジュールを差し替える設計で、Tシャツへの熱転写、3D昇華転写、真空成形、DTFフィルムのキュア、クラフト焼成という5つの作業を1台でこなせるとしている。クラウドファンディングは2026年6月25日まで実施予定で、2026年5月8日時点で5,391人がバックしている。バッカーへの出荷予定は2026年7月開始だ。

機能の中核は、メインユニットに同梱される「Heat Press Module」と、別売の「3D Form Module」「Craft Oven Module」を切り替える発想にある。Heat Press Moduleは最大100kgのプレス圧と80〜210°Cの加熱範囲を持つ。3D Form Moduleは真空成形と3D昇華転写の2モードを備え、最大-90kPaの真空圧でスマートフォンケースやキーキャップなど立体物の表面に印刷フィルムを貼り付けたり、樹脂シートを温めて型取りしたりできる。Craft Oven Moduleは布印刷で広く使われる「DTF(ダイレクト・トゥ・フィルム)」転写フィルムの熱定着のほか、プラスチック収縮やポリマー粘土の焼成にも対応する。

熱プレス機としての性能面では、加熱チューブの密度を従来比で倍にし、中央から角まで均一な熱を行き渡らせるとしている。最大3インチ(75mm)の開口高で、厚手のパーカーやかさのあるバッグも入る寸法に余裕を持たせた。設定はノブを回して1°Cと1kg刻みで調整でき、専用「xTool App」を介して数百種類の素材プリセットを参照できる。Craft Oven Moduleには3層構造の空気清浄フィルター(H11、活性炭、H13 HEPA)を組み込み、DTFフィルム加熱時に出る臭いとガスを処理する。

価格はKickstarterのSuper Early Birdで、Heat Press Standaloneが279ドル(約4万4000円、定価399ドル/約6万2000円)から。3モジュールすべてを揃えた「All-in-One Bundle」は599ドル(約9万4000円、定価919ドル/約14万4000円)と、定価から35%引きの価格設定だ。

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Father and young child stand at a kitchen island watching a white multifunction printer print.

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