
大阪・関西万博のシグネチャーパビリオンだった石黒浩プロデュース「いのちの未来」が、内容をアップデートした「いのちの未来+」として東京で開催される。会期は2026年7月25日〜9月25日。会場は高輪ゲートウェイシティ内のMoN Takanawa: The Museum of Narrativesだ。
「いのちの未来」は、ロボット工学とアンドロイド研究の第一人者である石黒浩氏(大阪大学教授、ATRいのちの未来研究所客員所長)が監修した体験型シアターだ。最新技術のアンドロイドと映像演出を組み合わせ、テクノロジーが進化した50年後と、人間が身体の制約から解放される1000年後の未来を物語として描く。万博では来場者アンケートで93%の満足度を記録した。予約が困難なほどの人気で、全入場者の数パーセントしか体験できなかったとされる。
東京版では、万博にはなかった新シナリオ「2075年の選択」が加わる。来館者がいのちの未来について自ら選択を迫られる内容だ。展示外企画として、AIを搭載したアンドロイドとの双方向の対話体験も別途用意する。会場となる「Box1000」は万博のパビリオンより天井が高く、大型LEDスクリーンと高度な照明・音響設備を備えたシアター空間で、より没入感のある演出を目指すとしている。
技術協力には大阪大学知能ロボット学研究室、ATRインタラクション技術バンク、ムーンショット型研究開発事業、理化学研究所が名を連ねる。主催はいのちの未来研究所(ATR)、MoN Takanawa、パルコ。チケットは30分ごとの日時指定制で、前売り券は平日3500円、土日祝4000円。第1期(7月25日〜8月17日)分は2026年6月12日から発売中だ。

