YouTube動画「KiCadの歴史」を配信しました

FabScene公式YouTubeチャンネルで、新作動画を公開しました。

1992年、フランスの大学に勤める一人の教員が、無料のPCB設計ソフト「KiCad」を書きはじめました。動機は、学生に電子工学を教えるため、そして自分自身がC++を学ぶためという、ささやかなものです。それから30年あまり、商用のPCB設計ソフトが永久ライセンスで100万円を超える業界にあって、KiCadは0円のまま使われ続けてきました。

無料であり続けた背景には、そのソフトに惚れ込んだ人たちの積み重ねがあります。英語を話さないフランス人教員のコードを読むためにフランス語を独学したアメリカ人エンジニア、夏休みの1カ月でサブナノ秒精度のデモを完成させたポーランドの青年、そして2026年5月7日に1万7000点の電子部品データを無料公開したCERN。一人の手を離れたソフトが世界へ広がるまでの30年を追いました。

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